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小室直樹氏 「官僚栄えて国滅ぶ」 小室直樹氏 逝去  追悼

たまたま角栄のことがやたら気になるこのごろでしたが、ちょうど有名ブログ「ライジングサン」にあの日本有数の碩学、小室直樹氏の田中角栄論のリンクがありましたのでこちらにもリンクを張りたいと思います。
自分もちょうど思っていたことが書かれていて、偶然にしてもすごいなと思いました。

官僚栄えて国滅ぶ リンク

ただ、上記はちょっとボリュームがありましたので、個人的に読んで面白い!、核心だ!と思ったところを書き抜きします。

「金権腐敗をたたけばたたくほど、デモクラシーが逼塞し、ファシズムが台頭することに、今の未熟・未経験なマスコミ人は思いが至らない。」

「日本のマスコミは、汚職を報ずるときには、春先のどら猫のごとく喧噪をきわめる。だが、役人の横暴を伝える段になると、監督官庁を恐れるあまり、われ関せず焉。」

 「(角栄氏をして)抜く手も見せぬ議員立法。日本の進路を決める重要な法律が三十代の代議士の手によって陸続と作られていった。」

「役人は、与えられた状況の下において、与えられた法の下においてしか行動が出来ないことである。換言すれば、与えられた運命に完全服従すると言う、どうしょうもない性質を持っている。」

「ところが、政治家として一番大切なものは、運命をいかに駆使するのかと言うこと。予測することの出来ない激変に、いかに対処するかである。」

「その国王の権力から国民の権利を守ると言うプロセスが、どういう形で現れたのか。欧米人が考える場合、権利の中で最も大事なのは財産権だ。」
「だから、王様は勝手に税金を取るわけにはいかないようにすべし。これが第一。」
今の消費税議論のこの時期に示唆に溢れる言葉です。

上記のことを、ブログに書こうと思って、今小室直樹氏について改めて調べようとしたら、・・・一昨日、お亡くなりになられていたんですね。・・・大変ショックです。たいへん残念です。
心からご冥福をお祈り申し上げますとともに、同じ日本人として、今までありがとうと、感謝の気持を申し上げたいと思います。そして、その業績を生かすためにも、みんなでそれを引き継いでいかねばとも思います。

それにしても、小室氏の残されたものを見てみると、本当に、驚嘆すべき足跡を残された方だと思います。田中角栄氏とともに、まさに今、この時代、再評価されることを期待します。日本の「知」のほんとうの巨星でした。ポイントをつかみ、それを分かりやすく、面白く表現する力がすごいです。

自分も恥ずかしながらこの人のすごさを知ったのは、約2年前で、最近は、「小室直樹の中国原論」「ソビエト帝国の最期」「ソビエト帝国の崩壊」などを読みました。その先見性、欲も歴史もミックスしつつ、社会のポイントをとらえる才能は、日本の宝だと思います。我々はもっと彼の本を読むべきだと思いました。

他の方も絶賛しております。

副島隆彦氏は、
「小室直樹先生は、本当の天才でした。数多い日本の学者、知識人の中で、小室直樹先生ほどの天才はいない。これからも出現しないだろう。私は、小室先生の学恩に報いるべく、自分のおしまいの日まで、小室学の学統を守ってゆかなければならないと思います。」と言っており、著書等でも常々絶賛していました。

佐藤優氏も
「小室氏の慧眼は日本の誇りである」「(小室氏の)このような洞察力は、努力の積み重ねによって得られる官僚的知性とは、本質的に異なる天賦の才に依存するのである。功利主義者の筆者は、天才の実用性を再確認した。」

「アカデミズムにおいて、小室氏は『きわもの』扱いであったが、~この人は宗教社会学にひじょうに明るく、マックス・ウエーバーだけでなく、エルンスト・トレルチも読んでいるたいへんな知識人だという印象だった。~ロシア人と議論するときに小室氏の論点が非常に役に立った。」

と言っております。みなさんも、今の日本の変化に対しても非常に参考になると思いますので、この機会にぜひ著作を読んでみましょう!

・・で、終わるところだったのですが、小室氏の逝去が新聞等で報道されていないのは、やっぱり、民主党代表選に田中角栄擁護が飛び火するのが怖いからでしょうか。とすれば、今のマスコミは何の統制下にあるんでしょう。
いい話で終わりたかったのに・・。
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田中角栄と小泉純一郎

それで、前回のコメントと関連するのですが、ついでに角栄の動画でも見てみようと思い、いくつか見てみました。参考までに貼り付けておきます

田中角栄 その1

田中角栄 その2

しゃべり方、あの雰囲気、言葉でいえないカリスマ・面白さがあるんですが、
自分は、このしゃべり方、まず一言しゃべって間をとるやり方、手振り、目くばせ、動き、とても小泉純一郎に似てるなあ、と思いました。あのだみ声以外は・・。

小泉純一郎氏については、学生時代は、横須賀ヤンキーのような感じでぱっとせず、コロンビア大学在学の中身が非常に不透明ですし(そのためいろんな不祥事が噂されている)、その次男進次郎も、CSIS非常任研究員で、あの、マイケル・グリーンの個人指導を受けていました。論文を共著で出すくらいの手ほどきぶりです。

とすれば、アメリカでは、田中角栄は日本のポピュリズムの模範として、以前からその演説手法が十分研究されており、小泉純一郎氏は、渡米中に、田中角栄の演説、身振り、しゃべり方の訓練をみっちり受け、それで演説の名手に変身して人気総理大臣にのし上がったとは考えられないでしょうか。

進次郎氏もしかりです。ただ、進次郎氏の演説は純一郎氏に似ており、演説マニュアルが変わったのかなと思われます。
田中氏、小泉氏の動き、しゃべりテクのそっくりさを見ると、どうもそう思えてしまうのです。

かつての有名政治家の演説を改めて見るのは、それがもしかしたら流用されているのかもしれないし、その意図を推察する上でも参考になるのではないかと思いました。

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田中角栄について その先見性・戦略

最近、菅総理が代表戦演説等で「ロッキード選挙」「ロッキード事件」を多用しています。小沢氏を攻撃する材料として、その象徴として使っていると思われますが、「政治とカネ」を糾弾し、「クリーンな政治」を強調する、そのウラには、もっとダーティな世界があるんだろうなぁ、と思ったりします。

なぜなら、「政治とカネ」や単純なマイナスイメージで国民が政治家を追放した後、日本の国益を損ねたと思われる状況がこれまで多々見られたからです。
中川昭一(アメリカが自分の金と思っていた日本の外貨準備高の一部を、ヨーロッパに与えたり、米国債を買い増ししたくないといったりした。)しかり、田中角栄しかり・・。

そうそう、田中角栄です。
「政治とカネ」という国民イメージの元祖とも言える、田中角栄の実際について調べてみようと思い「田中角栄 封じられた資金戦略」(山崎淳一郎著) を読みました。
 
 田中角栄は、資源の乏しい日本が今後も安定してエネルギーを確保するため、核燃料のウランを供給するよう、フランス、カナダ、オーストラリア、ブラジルと交渉を行い、また石油に関しては、インドネシア、ロシアに向き合い、アメリカに頼らない、独自の原油輸入ルートを作るために取引をしていました。

 石油ショック後でも、石油の安定供給を画策するため、アメリカ・イスラム側に寄らず、アラブ諸国に接近しようとします。これにキッシンジャーは非常に反感と怒りを感じています。日本のくせに~、みたいな。
 そしてこれと呼応するかのように、タイミングよく、ジャカルタで反日デモが起こったり(華僑が煽動していたのがあとでわかる)、田中邸の拡張に伴う金脈の問題、そしてロッキード疑惑が取りざたされていきます。
結局、日本の資源交渉はストップしてしまい、元の木阿弥になってしまいました・・・。

資源を複数国から供給するルートを持つというのは、外交上の駆け引き、国防の点からも非常に重要なことです。現在、日本は台湾海峡から石油を供給しており、外国にそこを絶たれたり、そこをつぶすぞと脅しに使われると日本はたぶん言いなりになります。それが今まで続き、弱い立場にあります。だからアメリカへの軍事的依存も避けられないという悪循環にハマっています。

田中角栄は、その他にも、前々々政権までは全く解決できなかった繊維交渉、そして日中国交正常化など、戦後の画期的な交渉を成し遂げています。

確かに、ロッキードで受託収受5億円があったのは、問題だったと思いますが、それをはるかに超える国益を損ねたということは、たぶん言えるのではないかと思います。
(ロッキードに関しては、児玉誉士夫らに30億円が流れ、贈賄したロッキード社のコーチャン副社長、クラッター東京駐在事務所長らは起訴すらされていない。)

上記のことを見ると、クリーンを金科玉条に挙げると、そのウラで別の利害があり、結果国益を損ねているパターンが多いんではないのかと思ってしまうのです。
この時代の国民が、主権国家は、国益を追求して当たり前だ、角栄は国のために何をしていたか、ことをもっと認識していれば、元の木阿弥になることはなかったんじゃないかと思うのです。

アメリカ側は、大統領、キッシンジャー、大企業、マスコミが一体になって、角栄という政敵が大きい成果を出す前に多角的な方向から動けなくしています。
一方角栄側は、アメリカのように連携できるスタッフが少なかったのかなと思ったりします。
国民が、角栄は悪というイメージに乗せられすぎて、そこで誰が得をしたのかを分からなかったのも問題ですし、これはさらに現実的ですが、角栄がアメリカの中枢との人脈がなかったのも問題です。

これは最近の鈴木宗男の一件でも言えるのではないでしょうか。非常に今的な問題です。

これからも、日本の為政者に、その政治的がんばりとは別に、さまざまなワナがしかけられ、イメージ戦略がなされてくるんだろうと思います。まず、国民が、主権国家としての利益追及をあたりまえの常識として考えて、政治家がそれに向かって成果を残しそうであれば、その感情誘導にだまされず、支え続けるのが自国の繁栄につながるのではないかと思いました。国民はもっと感情主義でなく、現実主義にならなくては。

国民もマスコミに乗せられて糾弾するクセをやめる、実をとる、もっとリアルな議論をするのが必要なんじゃないかと思いました。多少はこの動きが出てるとは思うんですが・・。

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