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戦争回避の具体的方法について

以前も少し触れたのですが、「不愉快な現実」(孫埼享著)「戦争回避のテクノロジー」(ジェイムス・F・ダニカン、ウイリアム・マーテル共著)などから、戦争回避についての提案・方法などが載っていましたので、今回示します。
「戦争回避のテクノロジー」は、過去200年の戦争データを解析し、戦争回避の可能性を考えた本で、著者はランド研究所にいたりと本格的な本です。

以下に示します。(「不愉快な現実」(孫埼享著)より)

・まず相手の言い分を知り、自分の言い分との間でそれぞれがどれだけか客観的に分があるかを理解し、不要な摩擦はさける。

・領土問題が懸念される島への居住など、争いを紛糾・拡大させる行動を自制する

・領土紛争を避けるための具体的な取り決めを行う。

・国際司法裁判所に提訴するなど、解決に第三者をできるだけ介入させる。

・日中韓で軍事力を使わないことを共通の原則とし、しばしば言及する。
 岩礁上への居住などの行為を控え、領有権争いを紛糾、拡大させる行動を自制する。これをやると、相手国にも同じ行動を取らせることとなり、軍事紛争に発展する可能性が高まる。

以下、その他情報から

・お互いの面子、義理立てを守る。例:胡 錦濤国家主席が野田総理に「尖閣を国有化し ないでくれ」と言った→当面見送る など。
 「○○しないでほしい」→「わかりました。日本としても、△△については、中国に 守っていただくようお願いします。」 というように、お互い譲歩できることを提示し、守り、信頼を築く。中国人の信頼を得るには時間がかかる(そのかわり信頼された結束は固い。)ので、こういうやり取りを繰り返し、信頼を築くことがとても大切である。

戦争に至る、あるいは至らなかった理由の研究についても、下記の本に具体的に示されていたので、掲載します。
(戦争回避のテクノロジー」 過去200年の戦争データより)

・何らかの民衆の不満があらゆる戦争の根源である。普段から不満が高じていないか留意。

・双方がいずれも相手の方が強力と認識していれば、戦争する気にはならない。

・超大国に保護されていれば、相手による戦力分析は複雑になる。(戦争しにくい)

・政治の不安定、政治的混乱も原因

・フランスとアメリカの戦争、アメリカにミシシッピ川流域を売却して解決した。
(戦争するより、この方がコスト的にははるかに安くつく)

・他の危機が戦争どころではない状況を作ることがある。

・英国とフランスは、過去800年に渡り戦争をしてきたが、現在棚上げしている。
 棚上げが戦争防止していることも多い。

・商売本位で、危険な反乱や内戦を挑発しない。不必要な戦闘は避けた。(英国のインド支配の例 19c)

・アメリカとカナダの例(今の尖閣と似ている)19c
 アメリカの民間人が無計画、中途半端に侵略を試み、イギリスとアメリカで感情的に対立したが、両国政府の平和を求める姿勢が、外交官の仕事をやりやすくした。政府による粘り強い外交。

・指導者、民衆が、戦争の悲惨さを認識していることも防止につながる。

・ソ連にはアメリカの欲しいものがなかったので、直接的戦争が起こらなかった。アメリカの好戦意識を冷ましていた。

・キューバ危機は、騒ぎを起した国(ソ連)に対し、元々ソ連の譲歩が決まっていた項目をアメリカがあえて要求し、顔を立て回避した部分もある。

・ソ連の場合は、ミサイルギャップ(本当は米国を直接攻撃できなかった)があったため、結果として、相手の虚勢を理解し、解決に持っていくこととなった。

・キューバに関しては、アメリカの介入に対する南米諸国の怒りが政権維持につながった。(周辺諸国世論の反感醸成、利用)

・他の同盟国を探し、戦争を回避。

・他国における戦争後の失敗を理解し、国内の厭戦気分、疲れを出す。

・自国の戦闘力のなさ、自国が結束していないために戦争できない など

・第三国と敵対関係がある、国内問題がある など

さらに、戦争を回避しやすい認識についてかかれていましたので、示します。
戦争を回避しやすい国民、政府の認識

・自国の軍事的劣勢についての正確な認識

・自国と相手国にある不満の抑制が働いた。

・話し合いについての積極的意向(待ちの姿勢で戦争になることが多い)

・不満についての世論の抑制

・武力を行使しないという積極意思

・他国の政治情勢についての正確な認識

一方で、主たる戦争の原因の例もかかれていました。

・長期的不満(領土の返還問題、植民地支配、不当な扱いなど)

・国内的混乱(暴動で国内秩序が乱れるなど)

・他国への軍事的優越感

・攻撃を受けることへの恐怖が広がる

以上です。
これらの戦争の起こった経緯を見ると、安易な強硬論、自信論に誘導されてはいけないのだな、と思います。

(「今なら日本は勝てる」論を結構、田母神俊雄氏などが最近唱えてます。この調子で、日本勝てる論を、他の人も唱え始めると思います。)

 戦争誘導は、意図的にも何度も繰り返されてきたので、誘発のパターンを頭に入れ、回避することが今、まさに必要と思います。
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