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「秘密結社版 世界の歴史」を読みました! 感想

「秘密結社版 世界の歴史」という、何とも味のある本を読みました。

中丸薫さんが、下記のごとく、ハイヤーセルフなるものに読まされた、と書いてあったので、気になったからです。しかし、このような本が、日本の書店で売られていて、普通の日本人で手に入るというのはすごい世の中です。  
 普通は秘密結社というと、フリーメイソンだ、陰謀だ、イルミナティだ、と言われますが、組織はいろいろあって、中で独自の思想体系と魔術的技法を持っています。奥深いです。この本は557ページありました。表紙も味があります。

秘密結社版 世界の歴史
以下中丸氏コメント
「私はこの3、4月、ハイアーセルフからのメッセージで「今、ある人との出会いを調整中、暇なのはそのせいだから、その間に本を読みなさい」というようなメッセージが来て、「秘密結社版、世界の歴史」(早川書房)という分厚い本を、しぶしぶ読破しましたが、おかげでレオ・ザガミ氏のいうことがよくわかりました。この日のためにその本を読まなきゃいけなかったんですね。」
抜粋終わり

人によっては、信じられない、何なんだこれは、的な話かもしれませんが・・。
この本の冒頭には、「特定の秘密結社の中で、連綿と伝えられてきた世界史を描くものである」と書いてありまして、
紀元前1万年以上前のアトランティス時代から受け継がれている、瞑想技法、気功、魔術のような技術が紀元前からあって、それが、プラトン、アイスキュロス、アレクサンドロス大王、などなどの政治的・文化的エリートに教授されてきた、と書かれています。

この本は、一言で語ってしまうと、どうももったいないため、興味深い、深い、と思った部分を列挙してみます。今の表の歴史から忘れ去られた、隠された、秘教的知識が満載です。
以下列挙します。かっこは私のコメントです。

・ピタゴラスやニュートンなど、物質宇宙の現実に対処するのに大いに貢献した人物が、同時に秘教思想に染まっていたことは、偶然でもなんでもない。人生を可能な限り主観的に見れば、きわめて異なるパターンが浮かび上がってくるからである。(新しい発見には、主観的な集中・ひらめきは確かに必要と思われます。)

・キリスト教以前の時代には、個人の重要性、個人の生の尊厳、人が自らの自由意志で選んだ相手に対する愛の並外れた力、という概念はほとんど存在していなかった。(むろん仏陀、老子、クリシュナ等にその先取りはあったが、はっきりと教義として確立したのは、と言ってます。)

・旧約聖書等に見られる大洪水は、氷河期の終わりの状況を示していた。(とのこと)

・ストーンヘンジ、ストーンサークルなどの環状列石は、「太陽の秘儀」なる儀式の場所だった。(冬至に太陽から力を得る儀式。これをやると未知のものと交信しやすいらしい。)

・蛍光灯や交流電流など、700余の特許を持つニコラ・テスラについて、
ニュートンの最も重要な業績と同様、テスラ・コイルは、精神界と物質界の間にあるエーテル的次元から着想を得たものである。(確かにニュートン自身、エーテル概念や絶対空間の表現を使っていましたし、テスラも電離層みたいなところからエネルギーを得る仕組みを作ったとか言われます。)

・(フリーメイソンと1ドル札についても何げに詳細な記述が。)秘教の象徴に満ち溢れたこの札は、第33階級のフリーメイソンであったルーズベルト大統領(フランクリンの方)の肝いりで造られたもので、その穏秘学的シンボリズムについて助言したのは、副大統領のヘンリー・ウォレスであり、彼は神智学者、ニコライ・レーリヒの弟子であった。

・(1304年に襲撃されたテンプル騎士団のパリ殿堂の)中には一つの骸骨、二本の大腿骨、白い屍衣があった。言うまでもなく、今日のフリーメーソンのロッヂにも、同じものが見つかるだろう。(秘儀3点セットが各ロッジにあるんですね。)

・秘密結社によれば、森の中で木が倒れるのは、それがどんなにへんぴな森であろうと、それによってどこかの誰かに影響を及ぼすためである。この宇宙においては、人間の精神との交流なしでは、いかなる事象も起こりえないのだ。(魔術を理解するのによい概念かなと思いました。精神は外界や他次元に強力に影響する、魔術はその技術である、みたいな。)

・そして文学的にも、圧巻と思ったのがこの部分です。
オイディプス王、ハムレット、ドン・キホーテ、フォースタス博士など、世界のすべての文学を、巨大なコンピュータにかけ、「人生が最終的に幸福で満ち足りたものかを決める法則とは何か?」と聞けば、おそらく、以下のような法典となるであろう。

「試練から逃げるなら、その試練は形を変えてまた別のところからやって来る」
「われわれは常に最も恐れているものを引き寄せる」
「非道徳な道を選べば、いずれその償いをせねばならない」
「善意で信じれば、信じたものは変容する」
「愛するものを手にするためには、それを手放さねばならない(これは、「戦争と平和」のピエールが、意中のナターシャへの思いを手放したとき、初めて彼女を得る、という事例で例えていました。)」

確かに、感動と幸福に潜む法則を言うと、これに近いのではないかと思いました。

この本には、そのほか、
・無理数(円周率などの終わらない数字)などに、多くの数秘的意味が入っている話。
・人が古代から、歴史を追うごとに、徐々に植物から動物的になっていく話。ヨーガは、規則的な呼吸等を通して、その植物的な要素を目覚めさせる技術。
・オズの魔法使いのブリキ樵、案山子、ライオンは、人間の鉱物的、植物的、動物的な各要素を象徴し、オズという言葉は、「物質に働きかける力」で数価77というカバラ数秘的な意味がある。

などなど、面白い、何げに、筋が通ってるっぽい知識が満載でした。

非科学的、荒唐無稽、と考える方もいるかもしれませんが、
オックスフォード大卒の著者が20年に渡る古書渉猟の体験の集大成として書いただけあって、我々が確認できる範囲における文学や歴史の知識は、正確であるし、凄まじいまでの教養に裏打ちされた、いかにも秘密結社的な世界解釈が満載で楽しかったです。

文化、人類史をかなり上から抽象化すると、このような解釈は成り立つだろうし、少なくとも、我々が学校で教わった、科学、歴史の知識とは違って、こういうジャンルの想像、解釈ができる技術、方法を持つのは、大人のたしなみ、人生の味わい方として悪くないよなぁ、と思いました。
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