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最近の日米合同委員会等について

最近、盛んに日米合同委員会について報道されていますが、これらの報道を見ると、日本の防衛の転換を迫る米側の意図が見えてきます。

その前に、あまり知られてないと思うので、日米合同委員会について、端的に説明します。
・2週間に1回、日本のエリート官僚、在日米軍の高官で密約を結ぶ会議のこと。
・米側が主催する時は、ニュー山王ホテル(ニューサンノー米軍センター。日本人立ち入り禁止ホテル。そこに日本エリートが毎度呼び出される。)で開かれる。
・ここで作成された議事録と合意文書は原則公開されず、そのなかのあるものは検察や裁判所へ伝えられ、求刑や結審の結果を左右している。
        以上 沖縄・米軍基地観光ガイドなどから(この本、なかなか画期的です。)

 要は、「日本官僚エリートと、在日米軍高官が、今後の基地の運用などについて、クローズで協議(指示を受ける)する場」のことで、最近、そこで、オスプレイ運用などについて議論しているという報道があります。
「日米両政府は15日、東京都内で日米合同委員会を開き、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備予定の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの運用ルールについて協議した。」【毎日新聞 2012年8月15日】 
  
ただ、合同委員会では、最近出る報道からすると、別の重要なことについて、協議(指示)がされています。
というのは、昨日(16日)のNHKの報道番組で、「米軍が財政難などから日本から引いていくので、日米合同委員会で、日本に核武装させる議論も出た」との報道があったからです。
(丁寧な、米国が引いていきますよ、という図解説明付きで)

 さまざまな論文にありますが、1990年代頃から、米軍は、自国軍の犠牲を出したくないいため、日本から相当数を引き、日中戦争をさせる計画を持っています。実はそのための米軍再編だったんです。(だからグアム移転は、現在、普天間移設と関係なく進められている。)

 また、日本に核武装させて、日中で潰しあってもらいたいと思っており(その方が中国のダメージが増し、あとで米国に有利になるから)、まずは核武装について、日本の国民世論の反応を見つつ、前に出していきたいという意図があります。
 ちょっと昔に話題となった田母神俊雄氏らの核武装論は、タイミング・内容的にも、このアメリカによる日本核武装計画とみごとにリンクしています。

 また、これはかなり重要と思いますが、米軍は、最近、米指揮下に自衛隊の連絡官を置いて、自衛隊を米軍の指揮権下に置こうとしています。
下記抜粋
「日米両政府が、ワシントン近郊の米海軍作戦本部と空軍参謀本部(いずれも南部バージニア州)に自衛隊の連絡官を常駐させる方向で調整を進めていることが2日、分かった。米政府関係者が明らかにした。時期は確定していないが、実現すれば米海空両軍の中枢組織への自衛官派遣は初めてとなる。」【共同通信2012年8月2日】

これらからすると、おそらく同委員会の中で、自衛隊を米軍の指揮権下に置いた後の、命令・運用体制の提案がされたのではないかと考えます。日中有事のシュミレーション、有事法制における日本国土活用体制についても。(まあ、要は有事に日本の意思で動けないように、今で楔を打ち込んでいるわけです。)

念のため、核武装論について言いますと、いくら日本が核武装しても、一度中国に数万発のミサイルを撃たれたら、人口密集地、原発も多いことから日本はつぶしがきかず、壊滅的打撃を被るので、日本にとっていいことありません。
勝てない相手に、ノリで威嚇してやられるようなものです。ちょっと考えれば分かることなので、そんな煽りに乗ってはいけません。

また、実は、現時点で(なんとなく、みんな気づいてると思いますが)、日本に米国の核の傘はありません。ターナー元CIA長官は、「我々はワシントンを破壊してまで同盟国を守る考えはない。核兵器は使用しない」と言っています。【1986年6月25日 読売新聞】また、キッシンジャーも、ヨーロッパを守るために、アメリカは核兵器を使用しないと言っています。

と、いろいろ書きましたが、最近の日米合同委員会では、日本を有事に持っていこうとしていますので、みんなでウオッチしたほうがよいと思います。
第3次アーミテージ報告書を出してがんばっている、繊細な人たちもいますし。

これと関連して、最近、孫崎享さんが、「戦後史の正体」という本を出していまして、米国の圧力、それに抵抗する政権は長くはもたなかったことが、示されています。一方で、吉田茂、三木武夫など、スパイ的な働きをした人が大勢います。
 鳩山一郎、田中角栄、そしてあえて挙げますが鳩山由紀夫など、独自路線を踏むと潰されています。これが今も連綿と続いています。
 この本は、結構売れてるそうなので、これからの日本に大きな衝撃を与えていく可能性があります。
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